英和辞典
高校生になると、知らない英単語が平気で教科書や文法書に登場するようになり、英和辞典が必要になります。中学生の時は分からない英単語をネットで検索していましたが、残念ながらネットで見つかる情報は不確かで分かりにくく、求めている情報にたどりつけずイライラします。英和辞典は、正確で分かりやすい情報がすぐに得られる強力なアイテムなのです!
しかし、英和辞典の扱いに慣れていないぼくは、英和辞典をひくのに時間がかかってしまいます。アルファベット順が分かっていないので毎回ABCの歌を脳内再生する必要があり、大変です。あなたも英和辞典は使いにくいと感じていませんか?thの二文字で始まる言葉が多すぎます。ページをめくりすぎたり、何度めくってもたどりつけなかったりします。熟語は、どの単語でひけばいいのか分かりません。
そう考えながら英和辞典を眺めていた時、この言葉に出会いました。
「human」です。
日本語で「人間」とかそういう意味があります(辞書の表現引用すると怒られると思って詳しく書いていません)。パーフェクトヒューマンという歌が流行ったことがあります。
この英単語、ローマ字読みで「フマン」と読めますね。そうつまり、人間とは不満なのです。私たちはいろんな不満を抱えて生きています。辞書が上手くひけないのも不満です。しかし、それが人間というものなのかもしれません。いろんな不満がありながらもそれをのりこえて頑張っていこう、そう思います。
英和辞典もはじめのうちは使いにくく不満がたまりますが、たくさん使えば使うほど慣れてきます。親いわく、何度もひいていると辞書自体がひきやすく変化するということで、最近は「ひきやすくなあれ」と念を込めつつべたべたと触りながら辞書を引いています。本棚は持ち主の性格を表すといいます。将来、高校時代の愛読書はジーニアス英和辞典でしたと言えるように、辞書と仲良くなりたいです。